君には無理だよという人の思考

徒然なるままに
K-Low
K-Low
先日とある人に
「1番何がしたいの?写真まだ諦めてなかったんだ…」
という言葉を頂きました!
K-Lowです☆

いきなりそんな事言われたもんでビックリしてしまい、しばらくモヤモヤしていましたがなぜ人はそんなマイナスな言葉を他人に言ってしまうのか、僕にはずっと理解不能でした。

今回、海外へとステップアップする友人との別れを通じてその心理が少しだけ解ってきたんで書きたいと思います。

最初の出会いは南米ボリビアだった


今回、海外へと旅立つ友人と出会ったのは世界一周中の南米、ボリビアという国でした。

一緒に真っ青な鏡張りの世界を走る4WD車の屋根上に座りながら

「この絶景は男2人で見る景色じゃないね! 笑」

語り合ったりしたのが最初のきっかけでした。

それから彼はボリビアから帰国して教師へ…

僕はそこからさらなる一周の旅へ…

日本で再会したのはあの鏡張りの世界から1年が経った頃くらいでした。

とても真っ白な心の持ち主

日本にいた時も海外を周っていた時も人一倍沢山の人と出会いましたが彼以上に心の真っ白で純粋な人はなかなか見かけませんでした! 笑

というくらいに彼は人間的にも精神的にも僕にとってはとても尊敬する程の人間でした。

ボリビアにいた時、丁度彼の誕生日だったので誕生日をお祝いした次の日に

「昨日、お祝いしてくれた事を母に伝えたら母も喜んでくれました!」

と、目を輝かせながら言った彼を見て僕はどんだけ心が荒んでるんだと感じ神へ懺悔したことをいまでも思い出します。。

ステップアップの為、海外へ


真っ白な彼は人の役にたちたいという純粋な思いから青年海外協力隊として海外へと

行くことになりました。

2〜3年ほど前からいつか行きたいとずっと言っていたことが2018年!

ついに形となり旅立つこととなりました!

イヤイヤ〜!の夢を見る

海外への連絡を受けて見送りの為、飲みに行った翌朝。

僕は夢を見た!

空港で彼にしがみつきながら

「イヤだ〜!イヤだ〜!!おいて行かないで〜!!!」

っと泣きながら駄々をこねていた。。

なぜか夢の中で置いて行かれる寂しさを1人感じている夢だった。

*ちなみに写真はなぜか周り皆んなのノリで、ウユニ塩湖の塩をくわえてポッキーゲームをさせられたときの写真です!

モヤモヤの気持ち

夢から目覚めてからずっと昨夜の夢のことを思い不思議に考えていた。

なぜ、あんなにも彼が次なるステージへと旅立つのに嫌がってた自分がいたのか?」

「なぜ、僕は夢の中で喜んで送り出してなかったのか??」

そんなことを考えていた時、冒頭で僕が言われた言葉と彼への思いが重なった。

心と表裏一体

マイナス思考の彼の言葉

「写真まだ諦めてなかったんだ…」

恐らく僕が言われたこの言葉にはマイナス思考と共に、僕に写真を諦めて欲しいという願望が込められていると感じた。

だから、ずっとモヤモヤしていた。そしてそのマイナス思考がとことんプラス思考の僕には到底理解できなかった。

だからこそずっとそのモノの捉え方が理解できなかったが、中学生の頃バスケ少年だった

僕が出会ったこの言葉が記憶から蘇り全てが繋がった。

マジックジョンソンの言葉

「君には無理だよ。」

という人達の言葉を聞いてはいけない。

もし、自分で何かを成し遂げたかったら出来なかった時に他人のせいにしないで自分のせいにしなさい。

多くの人が僕にも君にも『無理だよ』と言った。

彼らは君に成功してほしくないんだ。

なぜなら彼らは成功出来ずに途中で諦めてしまったから。

だから君にもその夢を諦めてほしいんだ。不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ。

決して諦めては駄目だ。

自分の周りをエネルギーで溢れ、しっかりした考え方を持っている人で固めなさい。

自分の周りを野心で溢れ、プラス思考の人で固めなさい。

近くに誰か憧れる人がいたら、その人にアドバイスを求めなさい。

君の人生を考えることが出来るのは君だけだ。君の夢が何であれ、それに向かっていくんだ。

何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだ。何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだ。


アーヴィン・“マジック”・ジョンソン

プラス思考の人達

考えると周りの人たちはプラス思考の人が多かった。

僕が唐突に海外行ってこようかな〜と言った時も

「良いね〜!楽しんできなよ!」と言っていた。

僕がいずれ大学、それも東京大学を受けようかな〜と言った時も

「面白いね!それ受かるの楽しみだね!」と言っていた。

僕が海外で働こうかな〜と言った時も

「そしたら、遊びに行くから宜しく!」と言った。

マイナス思考の人達

そして、僕のことを煙たそうにして去って行った人たちもいた。

僕が唐突に海外行ってこようかな〜と言った時は

「何考えてんの?そんなの危険だし英語も喋れないなら無理だよ。」と言っていた。

僕がいずれ大学、それも東京大学を受けようかな〜と言った時は

「センター試験受けたことある?それ受けたら実力わかるしムリだと分かると思うよ?」と言っていた。

僕が海外で働こうかな〜と言った時も

「どうやって?商社や大企業にも入ってないのにそんなの難しいよ。」と言っていた。

言葉もまた表裏一体

プラス思考の僕は海外へと旅立つ彼のステップアップを喜ぶことはできたが、

内心は違う世界(ステージ)へと旅立つ彼への気持ちが抑えきれず

「イヤだ〜!イヤだ〜!行かないで!!」

の思いが自分1人、彼から取り残されて行ってしまうような気持ちして夢となって現れた。

一方マイナス思考の彼は写真や表現方法で更なるのステップアップやステージの変化を起こそうとしている僕に対しての思考が

「まだ諦めないの?君には無理だよ。」という言葉となって現れた。

周りの親しい人たちが自分と違う世界(ステージ)へと進むことは正直、切ないことだと思う。

マジックジョンソンが言っていたように

【彼らは成功出来ずに途中で諦めてしまった。だから君にもその夢を諦めてほしいんだ。不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ。】

という言葉の様に基本的に人は自分と同じ位置の人には同じ目線にいてほしいと考え、

自分の場所より高い位置やステップアップする人たちへは同じステージにいてほしいと考えるものだ。

人間は自分自身が上へ上へと見上げて走ることもできる。

自分自身が下を見下ろし見下すこともできる。

横を見ながら揃えて歩くこともできる。

それなのに人は

上から見下ろされることは嫌い

横から飛び出ることも嫌い

下から追い抜かれることはもっと嫌う

そんなことを真っ白な彼の心と出会ったおかげで気づかされた、真っ黒な自分の心を再認識できた一夜だった。

と、いうわけでたくちゃんいってらっしゃい!

ここから2年…

ひとまわりもふた回りも大きくなって、お互いまた再会できる瞬間を

楽しみに、僕もまだまだステップアップして追いつくよ〜!!

See you again!!