「妄想恋愛物語〜トマトの様に真っ赤に燃えた情熱のスペイン編〜」

世界一周
K-Low
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オッラーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
あ〜そろそろフツーに女の子とデートしたい…(; ̄ェ ̄)
K-Lowです!( ̄▽ ̄)
世界一周の旅でおとづれた29ヶ国目…

フラメンコのトマトと情熱な闘牛…

そんな無敵艦隊の国!

スペインです(≧∇≦)

その際に書かれた

「妄想恋愛物語〜トマトの様に真っ赤に燃えた情熱のスペイン編〜」

スタートです( ̄▽ ̄)

出会ウィ編

初めて彼女と出逢ったのはバルセロナで泊まった宿だった

早朝チェックインを済ませようとしている僕の後ろから声がする。

「日本の方ですか?」

…⁈

振り返るとそこには黒髪で二重のパッチリな目が印象的な彼女が立っていた。

彼女が僕の目に映りこんだ瞬間僕は思った。

「てっげ可愛い〜!めっちゃタイプやっちゃけん!」

そんな事を内心思いながら、彼女を見つめる僕に

もう一度彼女が聞く。

「…日本人の方ですよね⁇」

「ウィ!!」

…⁈

一瞬キョトンとする彼女。

彼女のあまりの可愛いさで緊張のあまり先日までいたフランス語の返事がとっさに出てしまった!

しかし、次の瞬間お互い目を合わせて笑いあう2人。

これが彼女と僕との初めての出逢いだった。

プライスレスの笑顔編

彼女と僕がお互い打ち解けるのにそう時間はかからなかった。

「私、サグラダファミリア見たいんですけど一緒に見に行きませんか?」

サグラダファミリア⁇

正直サグラダファミリアを知らなかった僕にはスペインで有名なご家族さんか何かだと思っていた。

ただ、彼女と一緒に過ごせるのなら今の僕にはサクラダさんだろうが、ファミリアさんだろうがどちらでも良い事だった。

「ウィ!僕も見たかったんだ。行こう行こう!」

「サグラダファミリアは建築家アントニ•ガウディの作品で1882年に着工してかつては完成までに300年

かると言われてたけど、2026年ガウディの生誕100周年に完成予定とされてる作品なんです」

真っ直ぐな眼差で夏の向日葵の様に真っ直ぐと太陽を見つめる様な笑顔を浮かべ説明する彼女に、

僕はどどんと入り込んでいった。

「詳しいんだね」

とは言ったものの、正直僕にはサクラダファミリアさんの何が凄いのかは全然分かってなかった。

この建物を130年余りかけて今だに未完成な事が僕にはわからなかった。

どれだけ完成予定遅いんだろう…

手抜き工事なのか…?

竹中工務店か三沢ホームなら3週間で仕上げてくれるのに…。

そんな事は決して口にせずにファミリアさんの後は2人で木々の立ち並ぶバルセロナの街並みを歩く。

「あっ!この建物もガウディの作品なんだよ。

カサ•ミラって言う作品でガウディが54歳の時に建設した曲線を全く持たない建物物なんだよ」

「そうなんだ。ガウディっぽいね」

正直ガウディさんはもう分からなかった…。

昼食を軽く済ませ、また並木道を歩いていると彼女が何かを発見して言う。

「ZARAもスペイン発のブランドだから、ちょっとZARAに行きたい。」

通りの先を見つめると丁度ZARAのショップがある。

彼女が言う

「行ってみても良い?」

僕が答える

「ウィ!」

中に入ってみると流石は本場。

日本では考えられないくらい広くておまけに安い!

Tシャツ5ユーロ、ジャケット20ユーロ、パンツ15ユーロ。

彼女の笑顔…

プライスレス。

ZARAで買い物を済ませた僕達はバルセロナの街並みが一望できるモンジュイックの丘へ来た。

ここからは地中海とバルセロナの街並みが一望できる。

頂上にあるベンチに腰掛け色々な話しをする。

こうして彼女と過ごした一日は地中海に沈む夕陽と共に赤く染まり、今夜の満月の月明かりに優しく包ま

ながら静かに暮れていった。

別れウィ編


楽しい時間というのはあっと言う間に過ぎるもので、バルセロナで過ごした2人の時間も数日が過ぎていった。

彼女はここからまた、予定通り東の街に…

僕はダーツの矢が刺さった西の街にそれぞれ旅立つ日がやってきた。

「最後にもう一度、一緒に見た地中海を見に行こう!」

彼女がそう言い僕の手を引く。

2人で見た地中海を並んで眺めながら、お互い何も喋らないまま最後の時間を過ごす。

そうしてる間にそろそろお互いの出発時間がやってきた。

僕が彼女に最後に聞く

「また何処かで会えるかな?」

初対面でパッチリと印象的だったあの目を今は潤ませながら彼女が言う…。

「ウィ!」

こうして僕達は「ウィ!」の言葉を地中海沿いのこの場所に残し、今度は僕も振り返らず別々に進みだした。

彼女は西へ…

そして僕は所さんの刺した街、東へ…

ただ、まだこの時の2人は、あの無敵艦隊が崩壊するほどの衝撃的な運命の悪戯の再会を果たすとは想像すらしないまま…。

続く。。

最後に

*この物語に登場する人物、名所、背景などは彼女以外全て実話に元ずくノンフィクションです。

今回精一杯真面目にアホな事を書いてみました( ̄▽ ̄)

て事でまた次回!

K-Low
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アディオ〜スヾ(@⌒ー⌒@)ノ