カオスと混沌の国 バングラデシュ

世界一周
K-Low
K-Low
最近嬉しかったこと…
数年前に作った自分のフォトブックがメルカリで売られていたこと!
K-Lowです!!

まさか自分のフォトブックを出してる人がいるとは思いもしなかったのでめっちゃテンション上がったのですが、何が悲しいって誰も購入はおろかいいねすらも無いって…

購入代金持ちますんで早くどなたか購入して下さい!(切実)

カオス?

混沌??

旅行者のいない国???

さて、そんな中今回は海外49ヶ国目となる国バングラデシュについて書いてみたいと思います!

そもそもバングラデシュってどこ!?

日本から飛行機で約9〜12時間!

日本と同じアジア圏のインドとミャンマーに挟まれた国、この矢印の場所が

バングラデシュです!(めっちゃ見えづらくてすいません!)

日本とそっくりの国旗

バングラデシュの場所はわからなくても国旗なら一度は目にしたことのある人も多いかもしれません。

日本の国旗と本当にそっくりなので個人的に親近感も湧いてきますが

実はこの国旗は当時対立していた西パキスタンイスラム主義の象徴である三日月

に対抗することを意図としているそうです!

そして丸の部分が旗の中央の位置にきてないのは

国旗が風でなびいた際に綺麗に中央に位置

するようにあえて真ん中に描かれていないとう計算され尽くした国旗なのです!

日本からの行き方

日本からバングラデシュへは飛行機の直行便が無いため何処かの国で乗り継ぎで行きます。

今回は日本の成田空港からスクート航空でタイ、バンコクのドンムアン空港で乗り継ぎ、そこからスパイシージェットを使ってインドのコルカタ経由のバングラデッシュのダッカへと向かいました!

参考程度ですがこの方法だと一応値段にして往復57,000円程でした!

…が!

時間は日本を朝10時に出発してタイ到着が15時

そしてタイ発が翌朝5時10分

(途中のインドコルカタでの乗り継ぎ時間約7時間半)

バングラデシュ着14時45分と安い分時間を使うので時間に余裕があり金額抑えたい人向きかなと思います!

雑踏とカオスと喧嘩の国

バングラデシュについてまずビックリしたのが人の多さでした!(まさにカオス!)

なんでも首都ダッカの人口密度は世界一 (人口は約1億6000万人)を誇るとか!

その為か道路では常に車のクラクションが鳴らされており、交通渋滞も頻繁に起こります。

到着数時間でこの国では車のクラクションと渋滞は空気のような存在だと認識しました。

そしてもう一つのビックリした事が喧嘩の多さ!

空港に到着してホテルまで電車で向かおうとしていたのですが切符を買う窓口に並んでいたところ

20歳位の男性と60歳の男性の喧嘩が突如勃発!

それも喧嘩というよりは60歳位の男性が一方的に5〜6回ほど顔を本気のグーパンチ!! 笑

近くにいた人が間に入り数分程で何事もなかったかのように収まりましたがついて数十分で10数年振りに本気の大人の喧嘩を見たことに対してビックリでした!

※ちなみにこの喧嘩を境にバングラデシュ滞在中の1週間毎日2〜3回の喧嘩を見かける事になります! 笑

人と人との距離

そんな始まりのバングラデシュでしたが街中を歩いたりご飯を食べに行ったりした際は外国人がほとんど来ない国(年間約12万人程らしいです)

らしいのでもの珍しさからか本当によく見られて、本当によく話しかけられます!

Youはどこから来たんだ?
バングラデシュ人
バングラデシュ人
バングラデシュ人
バングラデシュ人
Youは何日バングラデシュにいるんだ?
Youは次はどこに行くんだ?
バングラデシュ人
バングラデシュ人
バングラデシュ人
バングラデシュ人
Youはムスリム(イスラム教徒)か?

そんな人々の笑顔と気さくな対応にはとても心が和みました!

*注意(ただ、英語を話す人がほとんどいないので基本ベンガル語で話してくれるので恐らくこのような会話を話してきているとの予想です… 笑)

Give me a pen

数少ないバングラデシュの観光地である世界遺産(3ヶ所)のパハルプールにおとづれた際に子供達からかけられた言葉。

「Give me a pen!」(ペンを下さい!)

この子供達はストリートチルドレンでもなかったようですが僕を見かけるとこの言葉を言われました!

いつもなら持ち歩いているのにこの日たまたま持っていなかったことが今だに本当に悔やまれます!

今度行った際は必ず渡しますね!

強制ラマダンとビリヤニ 三昧

今回のバングラデシュは僕の誕生日(5月9日)に合わせて行った為、いつも通り下調べもせず行きましたが

なんでも5月はイスラム教のラマダン月(断食)に入るらしく

バングラデシュ滞在中は半強制的に僕自身も断食状態!

補足 : イスラム教徒でなければ特に断食する必要は無い

ですがやはり断食してお腹を空かせた人の前でモノを食べたり飲んだりする事には抵抗がありました…。

というかイスラム教徒率90%を誇るバングラデシュでは

そもそも飲食店がほとんどラマダン対応している! 笑

(外から食べてる姿が見えないように入口を布で覆われる)

その為、何故か自分がなんか悪いことをしているような気になってしまいました! 笑

補足2 : 断食といってもその月ずっと飲食をしないわけではなく、日の出から日没までの為日没後は普通に食べれます。(深夜の食事が増え日中食べれない分食べる量も増える為、断食中なのに太ってしまう人が続出するそうです。笑)

そして、イスラム教徒にお馴染みにビリヤニ!

バングラデシュの滞在中の夕飯のビリヤニ率は100%でした!

(そもそも外国人はいないし、イスラム教徒ばかりなので食事に関して他の選択肢がほとんど無い!)

強制断酒生活

「I like beer ?」

「No,I love beer!!」

と、週5で飲むほどビールを愛する僕を困らせたのがこの強制断酒生活!

バングラデシュ滞在中、本当に色々と探したのですがお酒はついに見つけきれず…

やはり断酒の戒律があるイスラム教徒率90%の国でビールを飲むことは難しいかったです。。。

ちなみにこの断酒のせいでバングラデシュ最終日に39℃の熱が出ることなりました!

言葉が無理でも文字ならなんとか

外国人観光客の少なさからか英語を喋れる人もなかなかいないバングラデシュ!

バングラデシュの公用語はベンガル語の為、出会ったバングラデシュ人のほとんどがベンガル語で

喋ってくれるので本当に最初は何を言ってるのかなかなか理解できませんでしたがそんな中

編み出した奥義が文字を読む!

なんでも32個の子音11個の母音を組み合わせて書かれるベンガル文字は

普通に喋る単語や言葉よりも圧倒的に数が少ない!

これにより電車の時刻表や街中の地図がとてもわかりやすくなりましたし

バングラデシュの滞在が更に楽しくなったのでオススメです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回で49カ国目となるバングラデシュでしたが行くまでは数年前にダッカ・レストラン襲撃人質テロ事件

のような治安かとビクビクしてましたが実際に行ってみると99.99%のバングラデシュ人々は

とても良い人ばかりでした!

観光客も観光地もない分今回は人との出会いに溢れたバングラデシュでした!

皆さんも機会があればカオスと雑踏の国と呼ばれるバングラデシュを訪れてみてはいかがでしょうか??